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末期的状態を楽しめそうな熱海港界隈
かつて、海外旅行が高嶺の花であり現実的でなかった時代、熱海は新婚旅行先や慰安旅行先の定番として賑わいを見せていました。
無論、熱海港も例外ではなく、初島・伊豆大島間を結ぶフェリーが運航されており、景勝地として人気を博していました。周辺には観光ホテルやリゾートマンションが建設され、絶景を見るのに欠かせないロープウェイや遊園地、更には「秘宝館」も営業されるなど、まさに「一大レジャー都市」でもありました。
やがてレジャーが多様化し、海外旅行の渡航先も多様化するにつれ、熱海港界隈は他の界隈と同じく衰退の一途をたどってしまいます。観光ホテルは宿泊客を呼び込めず閉鎖、中には運営業者が債務超過に陥り経営破綻してしまうケースも見られました。
個人経営の食堂や喫茶店なども、かつては歓迎ムードで営業していましたが、現在ではシャッターが下ろされた状態のままで放置されています。
客を呼び込めず営業しなくなり、建物の老朽化が重なってしまった結果「廃墟」と化してしまい、末期的状態に陥っている熱海港界隈は、かつてのにぎわいを取り戻すことは難しいとされています。
とはいえ、廃墟が好きな方であれば、末期的状態に陥っている熱海港の現状を楽しむのも一種の「レジャー」といえます。
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